夏の紫外線における髪への影響・ダメージとは
女性にとっては大敵の紫外線。
実は4月頃から徐々に紫外線が増え始め、5〜8月がピークに。
毛髪やお肌にダメージを与えるUVAは、それ以外の月もピーク時の1/2の量があるため通年の対策が望ましいです。お肌の対策はUVクリームやUVスプレーなど多種多様の商品が販売されていますが、髪への意識がまだ少ないように感じます。
調査によると、紫外線はお肌だけでなく毛髪にも影響を与えていることが分かっています。紫外線により、毛髪表面だけでなく毛髪の中心部までダメージが起こっていることが示唆されました。ダメージを受けると、キューティクルが剥がれ落ちたりヘアカラーの褪色進んでしまいます。
髪と頭皮の紫外線対策とは
私は必ず夏になると子供と一緒に海水浴へ行きます。
そこで気になるのが紫外線。髪は濡れていると傷みやすくなります。さらにアルカリ性の海水+紫外線に晒され、髪は乾燥し硬くなってしまいます。
私の場合は、大きい帽子をかぶり髪は一つにまとめ、なるべく紫外線に当たらなように気をつけています。最近では頭頂部がメッシュ生地になっていて通気性がある帽子やUV遮蔽率の高い生地を使用した帽子等機能性のある帽子も多く販売されておりますので毛髪を守る手段として機能性のある帽子を選んでみてはどうでしょか。
髪や頭皮によい食べ物
美しい髪を育てる要素の一つとしてバランスの良い食事があります。
毛髪はケラチンという硫黄を含んだたんぱく質で出来ています。たんぱく質を構成するアミノ酸の中でも、特に含硫アミノ酸と呼ばれるものは毛髪にとってとても必要です。これは強くて抜けにくい毛髪を作る原料にもなるもので他のたんぱく質がいくら豊富にあっても含硫アミノ酸がないと毛髪は十分に成長しないのです。
含硫アミノ酸の多い食品はアジ、サバ、イワシ、サンマ、や白身の魚、脂肪の少ない鶏のささみやひれ肉、チーズなどの乳製品や鶏卵、大豆製品、豆腐、納豆などです。1日に必要なたんぱく質55〜70gのうち、1/3はこのような食品を摂取することが重要です。
夏のヘアケアはどうすればいいの
夏、紫外線や海水でダメージを受けてしまった毛髪は乾燥してしまったり、ハリ・コシがなくなってしまったり、キューティクルがはがれてパサつきの原因となったりします。
また、頭皮は汗や皮脂分泌が増加し毛穴の汚れ、脂のつまりが心配されます。毛穴がつまったまま放置してしまうと細菌が繁殖しやすくなり頭皮の異常の原因となってしまいます。
そこで夏は頭皮をすっきり清浄させるスカルプシャンプーや頭皮に栄養・水分を与えるエッセンスなどを使うとよいです。毛髪にはトリートメント剤や洗い流さないタイプのヘアエッセンスの使用も髪をコートしてくれるのでおすすめです。
最後に
いかがでしたか?これから夏に向け日差しが厳しくなりますが、日々のヘアケアをすることで毛髪の色落ちやダメージも緩和できるのではないでしょうか。
奇麗な髪を保つため夏のヘアケアをしっかり対策し楽しい夏を楽しみましょう!